楽しく終わる。はずだった——あの時までは。
人生で初めての海外。しかも、行き帰りは一人旅。
胸いっぱいの楽しみを抱えて、まずは前泊のために京成成田駅へ向かう。泊まったのはアパホテル。素泊まりのシングルを予約していたのに、通されたのはキングルーム。アップグレードだ。
一人なんだから、そんなに大きくなくていいんだけど……と、心の中で苦笑い。
翌朝、ホテルのバスで成田空港へ。
予定どおり、JALのスペシャルアシスタントカウンターに向かう。
前もって連絡を入れていたおかげで、受付はあっという間。
そこからは車椅子に乗せてもらって、パイロットや関係者が使うレーンで手荷物検査と出国審査を済ませる。
あとは搭乗まで、サクララウンジでゆっくり。行きのチケットはエコノミー。
でも、JMBサファイアのおかげで、こうしてラウンジの椅子に身を預けていられる。
座って待てる、というだけで、こんなに気持ちが軽い。
出発は少し遅れたけれど、大きなトラブルもなくテイクオフ。
ここから7時間30分のフライト。
国際線って、エコノミーでもお酒が出るんだね。知らなかった。
機内では、ダウンロードしておいた映画を観て過ごす。
そして、着陸。
ここでもまた車椅子。エアロトレインに乗って、自動化ゲートの登録カウンターへ。
30分ほど待ったけれど、車椅子だから座ったまま順番を待てた。
この「座って待てる」が、今回の旅では何度もぼくを助けてくれる。
登録を済ませて、荷物を受け取る。
そのまま車椅子で、KLエキスプレスの改札前まで連れて行ってもらった。
事前に買っておいたチケットで、KLセントラル駅へ。
着いたのは、夜も遅い時間。
それでもぼくは、駅構内のマクドナルドへ向かった。
お目当てはビッグマック。日本との味の違いを、自分の舌で確かめたかったんだ。
ひと口かじって、最初に来たのは「甘さ」。たぶんバターの甘さ。
ソースも酸味が控えめで、全体的にパンチは少なめ。
日本のビッグマックとは、ぜんぜん違う。
そしてポテトには、チリソースが付いてきた。夜遅くにサクッと済ませるには、ちょうどよかった。
(そもそもなぜ初日の夜にマクドナルドへ向かったのか、という話は、「ホテルのレストランをキャンセルして、マクドナルドへ行く」 に書いた。)
そこから少し歩いて、ヒルトンにチェックイン。レイトチェックアウトをお願いして、最終日14時までの滞在を確保。これで翌朝、慌てなくて済む。
部屋のベッドは、キングサイズ。シングルを二つ横に並べたみたいな大きさ。
……うん、やっぱり一人には大きすぎる。今日二回目の、ひとりキングだ。
こうして、初海外の一日目が静かに終わった。
楽しく終わる。はずだった——あの時までは。その「あの時」の話は、また次回以降に。





ビックマックの一口め、やっぱりお国で違いますよね。
噂では、日本のマックが世界で一番美味しいと聞いたことあります。
次回も楽しみにしてます!
旅の話を聞くの大好きです!こういう日常を読むと、旅行に行った気分になります✨海外のマック違いますよね!とりあえず、食べる機会がなくても、とりあえずメニューだけは絶対チェックします😁また更新を楽しみにしてます!