ぼくは50代で、歩くことにめっちゃめちゃ不安がある。
それでも、2026年の1月から3月にかけて、週末だけで飛行機に50回乗った。
JMBサファイアっていうステータスを取るために。
いわゆる「修行」ってやつ。
正直、最初は無理だと思ってた。
お金がめちゃくちゃあるわけじゃない。
体力にも自信がない。
普通に考えたら、修行にいちばん向いてない人。
でも、やり切れた。
欲しかったのは、見栄でもステータス自慢でもなく、
空港で「座って待てる権利」。
結果として、額面で39万円ほどの航空券を、実質25万円くらいまで下げた。
安いときは、フライト1本あたり5,184円。
もちろん、誰にでもそのまま再現できる方法じゃない。
でも、制度とマイルと路線を組み合わせるだけで、体力にもお金にも余裕がないぼくでも、ここまでできた。
このSubstackで、新しく「旅とマイルと雑記メモ」というセクションを始めます。
その第1回が、この話。
順番に、どうやったかを話します。
なんで「修行」!?
きっかけは、人生で初めての海外旅行。
行き先はマレーシアのクアラルンプール。
これがね、ただ「行きたい」だけじゃなかった。
体に不安があると、海外って一気にハードルが上がる。
延々と立って並ぶ。
乗り継ぎで長い距離を歩く。
想像しただけで、もう疲れる。
そこで気づいた。
サファイアのステータスがあれば、この「しんどい部分」をごっそり減らせるって。
ラウンジで座って待てる。
優先搭乗で、通路が混む前に席に着ける。
空港によっては、優先導線を使えることもある。
つまりぼくにとってサファイアは、見栄でもステータス自慢でもなくて。
「座って待てる権利」だった。
これが欲しくて、修行を始めた。
どうやって安くしたか
タネは2つ。難しいことはしていないです。
ひとつ、障がい者割引。
手帳を持っていると、JALには障がい者割引の運賃がある。
だいたい2割くらいが目安(時期によっては早割のほうが安い日もある)。
これがベースの値段を下げてくれた。
ふたつ、貯めたマイルをポイントに化けさせた。
セゾンのビジネスプラチナで、個人事業の支払いをして貯めた9万マイル。
これを「eJALポイント」に交換。
10,000マイル単位でまとめて換えると1.5倍になるので、9万マイルが13万5千円ぶんに化けた。
ただ、正直に。
eJALポイントはJALの航空券やツアーにしか使えない。
現金と同じじゃない。
「13万5千円ぶん」と言っても、それは“JALで飛ぶことに使える価値”です。
そこは間違いないでください。
この2つを重ねた結果が、あの5,184円。
裏ワザでも違法でもなくて、ただの組み合わせ。
細かい数字やレートは変わるので、動く前に公式で確認を。
ひとつだけ、制度の注意
昔は「サファイアまで行けば、JGC(生涯ずっと使える資格)に入れる」という道があった。
いわゆる50回修行の正体は、かなりの部分でこれ。
でも、2024年の搭乗分から前提が変わっている。
今のJGCはLife Statusポイントの制度になっていて、国内線だけで狙うなら単純計算で約300回。
桁が違う。
ぼくが取ったのは、生涯資格のJGCじゃありません。
その年だけの資格(サファイア)です。
正直に言うと、その一生もののJGCも、ほんとは欲しい。
ただ、さっきの約300回(1,500Life Statusポイント)。今のぼくには、まだ遠い山です。
だからまずは、その年のサファイアで「次の海外旅行を少しラクにする準備」のほうを取りにいった。
ラウンジで座れる。優先搭乗で、混む前に席に着ける。空港によっては優先導線も使える。
これで今回の目的は十分。JGCは、これからの宿題。
(数字や制度は2026年6月時点のもの。変わるので、必ず公式で確認を。)
どの路線を飛んだか
回数を稼ぐなら、短い路線をピストンするのが効く。ぼくが頼ったのは3つ。
・那覇〜石垣。修行の序盤、ここで一気に回数を稼いだ。
・福岡〜宮崎。40分ちょっとの短距離。週末ベースで往復。
・伊丹〜但馬。これがいちばんのお気に入り。
但馬空港、知ってます? すごく小さい空港なんです。
これが、体に不安がある身にはありがたい。
ターミナルが小さいってことは、館内を長く歩かなくていいってこと。
チェックインから搭乗口まで、あっという間。
広い大空港を何往復もするより、こういう小さい空港のほうが、ぼくにはずっとやさしかった。
回数だけ見て路線を選ぶと、体が先に壊れる。
「歩く距離が短いか」も、立派な選定基準でした。
でも体は、正直だった
カッコよく語ってますが、実際はめっちゃボロボロでした。
いちばん効いたのが、荷物の重さ。
リュックを背負ったまま、短い乗り継ぎで空港を移動して、狭い機内通路を何度も往復する。
歩くバランスを取るぶん、上半身に変な力が溜まっていく。
気づいたら右腕に激痛。修行の途中で、整骨院に駆け込みました。
そこで学んだ。荷物の重さは、そのまま体へのダメージになる。
だから後半は、ノートパソコンを家に置いた。着替えも極限まで削った。「あると便利」を全部捨てた。
これでなんとか、最後まで飛び切れた。
立って待つのって、本当にしんどいんですよ。
ぼくの感覚だと、立って待つ10分は、歩いた30分くらいに効いてくる。
だからこそ、サファイアの「座って待てる」がどれだけ救いだったか。
修行をやってみて、骨身にしみました。
(念のため。腕を痛めた話はぼくの経験談です。痛みが出たら、まず病院や整骨院で診てもらってください。)
ごはんの話も、少しだけ
修行中の食事って、二極化するんです。
那覇空港の食堂は、ぼくにとってオアシスでした。
飾らない、優しい味。疲れた体にしみる。
伊丹で食べたカレーも、出てくるのが早くて、次のフライトへの燃料になった。
かと思えば、乗り継ぎがタイトな日は、売店のサンドイッチを搭乗口のベンチでかきこむ。
これはこれで、嫌いじゃない。
豪華なごはんと、急いで食べるサンドイッチ。両方あるから、苦行がちょっとしたゲームに変わった気がした。
それで、これからの話
サファイアを取って、思ったこと。
これはゴールじゃなくて、スタート地点だった。
次回は、クアラルンプール準備編を書きます。
初めての海外旅行で、しかも体に不安がある。
その状態で、空港、ホテル、移動、食事、通信、保険をどう組み立てたのか。
たぶん、普通の海外旅行ブログとは少し違う内容になります。
でも、同じように「行きたいけれど、体が不安」という人には、役に立つはず。
出発は6月中旬。ぼくの準備メモに、もう少しお付き合いください。
※この記事の数値(割引率・マイル交換レート・必要回数・立ち時間の体感など)は2026年6月時点/ぼく個人の感覚です。医学的な基準でも、確定した制度情報でもありません。優先導線やラウンジの有無は空港によって違います。予約・搭乗・マイル交換の前に、必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。





修行お疲れ様でした🙏
私も挑戦したいと興味もありましたが、年に数回しか乗ることないので、やめときました😅
旅が少しでも楽になるといいですね🐕
おめでとうございます!!🔥🔥体に不安がある中でのサファイア修行完走、座って待てる権利という目的の置き方に納得しかないです🔥勝手に仲間意識を持って、フォローしました。一緒に頑張れる関係があったら、有利かなと思ってます笑よければフォロー返しもらえると嬉しいです🔥こちら爆絡み得意なので、リスタックとかで絡みまくりさせていただきます!